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標題の言葉をよく耳にします。
「継続は力なり」という命題の対偶をとると、「力がつかないのは、続けないからだ」
ということになります。
途中で投げ出してしまうくらいなら、最初からやらないほうがましです。
僕は合気道を50歳から始めました。
始めて20年近くなる今まで、やめようと思ったことは一度もありません。
「明日の手形決済はどうしよう」
と思うような状況でも、稽古だけは続けました。
やめる理由はいくらでも見つかります。
そのほとんどが、自分を合理化し、納得させるためのものです。
つまり、理由があってやめるのでなく、やめたくなったから、その理由を見つけただけです。
そんなことをしたら、自分に自信が持てなくなってしまいます。
合気道を20年近く続けた結果、体力は同年代の誰にも負けない自信がつきました。
今でも、多い時は1日2回、3時間も稽古します。
始めたら、絶対にやめない。
その意味を知るのは、続けた人だけの特権です。
継続は、力以上のものを与えてくれるのです。
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