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Hα線は、水素原子が電離している時に発光する波長の一つで、具体的には656.3nm(ナノメートル=10億分の1m)の波長の赤外線に近い可視光線だそうです。
光学望遠鏡では、その近くの波長であれば、便宜的にHαと表現しています。
波長が800nm(0.8μm⇒マイクロメートル=100万分の1m)付近よりも長くなると、人間の目には見えない赤外線領域になります。
赤外線といえば熱線(熱放射)ですが、2,500nm~4,000nm(2.5μm~4μm)の中赤外線から、4,000nm~1,000,000nm(4μm~1,000μm)の遠赤外線領域までは、水によって良く吸収される性質があるそうです。
つまり、水を体内に有する生体組織は赤外線を多く吸収しやすいことになります。
赤っぽい光の所には、漸次周波数を低下させながら、水があり、熱放射があり、生体組織が存在しやすいということになるようです。
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