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小保方さんは、悪くない!

 投稿者:竹下光彦  投稿日:2014年 3月16日(日)04時54分52秒
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  新型万能細胞「STAP細胞」の製造法を発見したとして脚光を浴びた小保方晴子さんへの逆風が止まらない。彼女の論文が、あちこちから切り貼りしたものであったことが判明したからだ。

それまで、「世紀の発見」、「リケジョの星」などともてはやしていたマスコミも一転して「未熟な科学者」「ずさんな才女」などと、手のひらを返したように叩くこと叩くこと。

さて、この人はそんなに責められなければいけないのだろうか。

今の時代、学術論文に限らず、ネットにあふれている情報は、ほとんどが二次情報、三次情報ばかりだ。新聞ですら、記者が現場で取材したものではなく、役所や他の報道機関が発表したものに手を加えた程度の記事が多い。

「人を見たらドロボウと思え」という言葉があるが、「記事を見たらコピーだと思え」と言えるのが現代の風潮だ。

科学論文は、まったく新しい仮説を立ててこそ価値がある。何か新しい着眼点を得たら、それを証明するために、都合のよい情報を集めようとするのは、誰でもすることだろう。

だから、たいていの論文は、他の論文や資料の引用だらけになる。その中に自分自身がすでに発表した資料や、出典を書き忘れた文献が紛れていても、少しも不思議ではない。

この問題の本質は、彼女の研究態度にあるのではない。彼女を指導した人たちの眼力が足りなかったことがすべてだ。

それまでどうやってもできなかったことが、簡単にできたとすれば、指導者の立場としては、まず「ホンマかいな」と疑ってかかるのが当然だ。発表させる前に、「徹底的に追試しなさい」と指導するのが当たり前のことではないか。

それを、「おーすごい、すごい、ついにやったね!」と、一緒になってはしゃいでしまった。まったく、おめでたい人たちばかりだったと言える。

僕の父は歌人だったから、子どものころから両親と一緒に歌会についていくことがよくあった。いい歌を作ればみんなの前で褒められる。つまらない歌だとみんなの前でケチョンケチョンにけなされる。だから、僕も大きくなったらいい歌を作りたいと思っていた。

ある日、少年雑誌の投稿欄に載っていた、他の子どもが作った短歌をそっくり書き出して、母に見せてみた。

すると母は、「すごい!アンタが作ったの?」とびっくりした。

僕が思わずうなずくと、母をそれを父に見せた。

「これ、光彦が作ったんですって」

すると、父はそれを一瞥すると、サラリと、

「光彦に作れるはずがないよ」

と僕に問いただすこともなく、にべもなく突っ返してしまった。

僕は子ども心に、「オヤジの眼力はすごい!」と思った。同時に、盗作など、絶対できないものだと思い知らされた。

母親というものは、自分の子はすばらしいと思い込みがちだから、どうしても子どもに甘くなる。でも、それは結局は、そんな態度はその子のためにはならない。

だから父親は、たとえわが子であっても、間違ったことに対しては厳しく対応していかなくてはならない。実に損な立場だ。でも、そんな父親がいてこそ、子どもはまっすぐ伸びていく。

小保方さんの回りには、そうした父親のような人がいなかったのだろう。気の毒だったとしか言いようがない。

ぜひ、今の逆風をはね返して、汚名をそそいでほしい。失敗とは、チャレンジした人であることの証しだ。失敗しない人とは、何も挑戦しなかったというだけのこと。

僕自身、失敗だらけだけど、今はそれを誇りに思っている。
 
 
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